当館は2018年12月3日(月)より2019年3月20日(水)まで休館いたします。


次期開館は2019年3月21日(木・祝)から5月19日(日)までです。

春季特別展

3月21日(木) - 5月19日(日)

「大徳寺龍光院 国宝曜変天目と破草鞋(はそうあい)」(仮称)

展覧会予告

開催予定の展覧会に関する情報ですので、ご注意ください。

京都紫野の禅刹・大徳寺の塔頭である龍光院は、武将の黒田長政が父・黒田官兵衛の菩提を弔うため、江月宗玩和尚(1574〜1643)を開祖として慶長十一年(1606)に建立されました。大坂堺の豪商で茶人でもある天王寺屋・津田宗及の次男として生まれた江月は、高い教養と優れた禅風で知られ、当時の龍光院は、高松宮好仁親王、小堀遠州、松花堂昭乗ら一流の文化人が集う寛永文化の発信地でした。

また天王寺屋伝来の名宝は、江月によって大坂夏の陣の難をくぐり抜け、現在その多くが龍光院に伝えられています。

このたび龍光院の全面協力を得て、龍光院四百年の全容を一挙公開いたします。国宝の曜変天目茶碗や密庵墨蹟、柿栗図(伝牧谿筆)、油滴天目などの重要文化財をはじめとする、天王寺屋伝来の名宝、寛永文化の美を伝える江月所用の品や江月に帰依した人々ゆかりの文物、歴代寺伝の什物を展覧するとともに、江月以来脈々と受け継がれ、今に生きる禅の法統、龍光院の現在も紹介いたします。

 

基本情報

会期
2019年3月21日 - 2019年5月19日
開館時間
午前10時~午後5時 (入館は午後4時まで)
休館日
月曜日 ※4月29日(月)、5月6日(月)は開館 4月30日(火)、5月7日(火)は休館

主な展示