水色半透明ガラス玉

  • 1st-4th centuries
28水色半透明ガラス玉

一-四世紀
径〇・二-〇・六
MIHO MUSEUM蔵

気泡の多い、鮮やかな水色の玉であるが、透過光で見ると微妙に色の違う玉が連なっている。Aの玉は、加熱処理によって成形されたまま使用されており、一世紀に遡る可能性がある。Bには成形後に切った穴の両側を丁寧に研磨された玉が含まれ、二世紀以降の可能性が高い。この二つの作品はおそらく輸入のカリガラスと考えられる。