夏季特別展
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日本の伝統工芸のひとつ「蒔絵」。その伝統をさかのぼって行くと、こんなにも多彩で個性的な蒔絵の世界が広がっていました。そこには流行の最先端でいきいきと活動する蒔絵師の姿が見えてきます。
京・江戸など大都市に町衆が台頭する18世紀以降、蒔絵を受容する層が増し、それに比例して蒔絵師の数も増えてゆきました。そして流行は競争を生み、技術面も大きく底上げされ、多くの蒔絵師が名を上げる百花繚乱の時代を迎えます。
本展は、そうした蒔絵師たちの作品を彼らの系譜と共に紹介します。江戸時代の名工の精緻な技と共に、伝統のバックボーンを感じていただければ幸いです。
基本情報
- 会期
- 2023年7月15日 - 2023年8月20日
- 会場
- 北館
- 主催
- MIHO MUSEUM、京都新聞
- 後援
- 滋賀県、滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、BBCびわ湖放送、エフエム京都、帝産湖南交通
展示作品
北館
夏季特別展