秋季特別展

本展覧会は終了しました。

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古来、ユーラシアの東西交流は豊かな文化を生み出してきました。早くも紀元4世紀、いわゆる“シルクロード”を通じ中国北朝の黎明期に洛陽まで進出した交易の民、中央アジアのイラン系ソグド人は西方の文物を東に伝え、中国歴代の王朝文化形成に大きな影響を及ぼしました。特に盛唐には、ユーラシア大陸の半分を覆うほどの東西に広がる大文化圏が形成され、それは日本にも及びました。後に内乱をきっかけに唐がこの交易網を失うと、ソグド人は内奥アジアから西域に進出した吐蕃(チベット)の文化形成にもその痕跡を残しています。
本展はソグド人の精神世界の源流を中央アジア・東イランの青銅器時代からひもとき、彼らの本土における芸術と中国、内奥アジアに残した軌跡を、約80件(約100点)で辿ります。

基本情報

会期
2022年9月3日 - 2022年12月11日
会場
北館(南館の展示もご覧いただけます。)
主催
MIHO MUSEUM、深圳市金石藝術博物館、京都新聞
後援
滋賀県、滋賀県教育委員会、NHK 大津放送局、エフエム京都、帝産湖南交通
協力
エルミタージュ美術館
備考
<重要なお願い>
◆マスク着用
◆検温
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<営業の主な変更点>
◆各種割引の休止
◆レストラン・カフェ縮小営業
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展示品リスト

関連プログラム

こちらのイベントは終了しました。

学術講演会
「中央アジアとシルクロードの起源」

講師:ラプチェフ・セルゲイ博士 (MIHO MUSEUM特別研究員)
日時:10月15日(土) 13:30~15:00
■会場:MIHO MUSEUM 南館レクチャーホール(美術館棟内)
■予約不要:当日、美術館棟受付にて整理券配布
■定員:50名
■参加費:無料(入館料要)

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学術講演会
「ユーラシアを駆け抜けた瑞獣たち」

講師:稲垣肇 (MIHO MUSEUM研究員)
日時:10月22日(土) 13:30~15:00
■会場:MIHO MUSEUM 南館レクチャーホール(美術館棟内)
■予約不要:当日、美術館棟受付にて整理券配布
■定員:50名
■参加費:無料(入館料要)

こちらのイベントは終了しました。

学術講演会
「翟(テキ)門生石床の七賢図 -北朝における七賢図攷― 」

講師:黒田彰氏 (佛教大学名誉教授)
日時:10月23日(日) 13:30~15:00
■会場:MIHO MUSEUM 南館レクチャーホール(美術館棟内)
■予約不要:当日、美術館棟受付にて整理券配布
■定員:50名
■参加費:無料(入館料要)

展示作品

北館

秋季特別展

文明をつなぐもの
中央アジア