秋季特別展
9月28日(土) - 12月15日(日)
うましうるはし日本の食事(たべごと)
展覧会予告
開催予定の展覧会に関する情報ですので、ご注意ください。
日本の豊かな自然と美しい四季の変化は、日本人の気質や我が国の様々な文化芸術の形成に、極めて大きな影響を与えてきました。人の営みの基盤である「食事(たべごと)」の文化は、その最たるものと言えましょう。
日本の食事は、米飯を主食とし、ご飯に合った汁・菜・漬物によって構成される、いわゆる「一汁三菜」を基本のかたちとしますが、長い歴史の中にあっては、時代の流れとともに変遷しながら、我が国特有の彩りをより強くしてきました。
本展では、おいしくてうつくしい日本の食事(たべごと)を美術工芸作品とともにたどります。そこから、先人たちが育んだ日本の食事の素晴らしさをあらためて見つめ直し、次の世代につなげる機会にしようとするものです。
基本情報
- 会期
- 2024年9月28日 - 2024年12月15日
- 開館時間
- 午前10時~午後5時 (入館は午後4時まで)
- 休館日
- 月曜日、10月15日、11月5日 ※10月14日、11月4日は開館
- 入館料
- 大人 1,300円 大・高生 1,000円 中学生以下無料 団体料金(20名以上)各200円割引 ※障害者手帳をお持ちの方は無料(介添1名は200円割引)
- 会場
- 北館
- 音声ガイド
- あり
- 主催
- MIHO MUSEUM、京都新聞
- 後援
- 滋賀県、滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、BBCびわ湖放送、エフエム京都、帝産湖南交通、一般社団法人和食文化国民会議
- 備考
- 画像:「花下群舞図屏風」部分 桃山時代 17世紀初期 神戸市立博物館 展示期間:11月6日(水)ー12月15日(日)
※期間中、展示替がございます。
主な展示
賀茂祭庭積神饌具 朱塗唐櫃 賀茂別雷神社
※祭典時の様子
岐阜県指定文化財 桐桔梗折墨紋散蒔絵調度
江戸時代 17世紀 高山・法華寺
国宝 病草紙 歯槽膿漏の男(部分)
平安時代 12世紀 京都国立博物館 展示期間:9月28日(土)~11月4日(月)
大阪市指定文化財 川口遊里図屏風(部分)
江戸時代 17世紀 大阪歴史博物館
重要文化財 絵唐津松樹文大皿
桃山時代 16-17世紀 梅澤記念館
右から 緑釉割山椒向付 道入作 江戸時代 17世紀、志野四方向付 桃山時代 16世紀、鼠志野向付 桃山時代 16世紀、
絵唐津向付 桃山時代 16世紀、織部花筏文向付 桃山時代 16世紀 すべて湯木美術館
乾山銹絵百合向付
江戸時代 18世紀 MIHO MUSEUM
呉須花入 北大路魯山人作
昭和24年(1949) 京都国立近代美術館