ワインという名の芸術作品GRANDAMA

イタリア語で「偉大な女性」を意味するGRANDAMA。
MIHO MUSEUM創立者・小山美秀子の
生誕100年を記念して捧げられました。
「美しいものを通じて人々を幸せに、世界を平和にしたい」
大自然の純粋なエネルギーと
作り手の高貴な思いから生まれた
ワインと言う名の芸術作品GRANDAMA-Arte della Luce光の芸術は
その小山の願いを象徴しています。

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息をすることすら忘れさせ、新しい地平を開くワインがあります
それは、サクラファミリアの“グランダーマ”フランチェスカ・ネグリ
『人生で一度は味わうべき1001本のワイン』序章より

ナチュラルワインを超えて

美しいものを求める心の結晶

発祥は、2008年、北イタリア・ゴディアスコにあるワイナリー。
「一切妥協のない最高品質のワインづくり」を貫いてきたサクラファミリアと
小山美秀子の提唱した秀明自然農法との出会いから始まりました。

ワインの作り手、サクラファミリア・ワイナリーのアンナとミンモは敬虔なカトリックの信徒。そのワイン造りは、作業前の祈りに始まり、一日の作業を通じてぶどう畑に惜しみなく愛情を注ぐ毎日です。今日のワイン醸造の常識では、農薬や様々な醸造用添加物の助けを得ない限り、クオリティーの高いワインを作ることはできないとされています。しかし彼らは、福音書の最後の晩餐の記述にあるような純粋で神聖な息吹に満ちたワイン作りを目指し、病気予防のための天然硫黄以外、一切の農薬を使用しない有機ぶどうでワイン醸造を続けていたのです。

自然尊重を根本理念とする秀明自然農法では、一切の農薬・肥料・添加物を使用しません。MIHO MUSEUMに来館し、小山の願いが込められた美術品とそこで提供される秀明自然農法の食材に宿る「純度の高さ」を心の奥に感じとったアンナとミンモは、さらなる高みを求めて天然硫黄を使うことさえも止め、秀明自然農法によるワインづくりを決意しました。

そして初年度、膨大な手仕事と収穫量の減少が彼らに襲い掛かりました。しかし、困難を乗り越えて得られたぶどうは、考えられないほどの気高い香りを宿していたのです。自然農法への転換後一年でワインは飛躍的な品質の向上を遂げ、サクラファミリア自身が驚きました。母なる愛に包まれるような優しい気品を人の心に伝え、澄み渡るような美しい感覚で満たしてくれる「純度の高さ」を宿していたのです。

古代の儀式に使われた聖なる酒器リュトンに象徴されるように、ワインは本来、単なる飲み物ではなく、神からの賜物であり神への捧げものでした。GRANDAMAはまさしくワインの本質を21世紀に蘇らせたものと言えます。ナチュラルワインをはるかに超えたワインの誕生です。

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GRANDAMAの結晶

スイス・チューリッヒのビジョンラボで、最先端スパジリック技術(SAT)を使い、グランダーマ2008の結晶分析を行いました。有機物の生命力を表現できる分析方式から、液体が持つ通常では不可視のエネルギーを可視化するものです。そこには、「自然の神秘による芸術作品」とも言える姿が鮮やかに顕現されました。さらに、極めて高い生物エネルギー値を示し、サンプルが光を放射するという類まれなる結果が出ました。

Arte della Luce 光の芸術 セレクション

過去の知識や経験によるワインの概念では
語ることのできない感覚を秘めています

  • Grandama / グランダーマ (偉大なる女性)
  • Granre / グランレ (偉大なる王)
  • Gransol / グランソール (偉大なる太陽)

*手前より

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一般のワインと比べて

MIHOオリジナルワイン 一般のワイン
肥料・農薬 肥料、農薬を一切使用しない。 肥料、殺虫剤、殺菌剤などを使用する。
収穫時期 9月から10月、ぶどうが自然な完熟に達し、芳醇な香りのある甘みに達してから収穫。 最大限の収量を得るため、虫、野生動物による捕食や雨による腐敗を避けて、8月~9月に収穫。
収穫法 一粒一粒、選別しながら最良の実のみを手摘みで収穫する。醸造前にもさらに丁寧に粒を選別する。 多くの場合、手早く選別はほとんどせずに手摘み。
発酵の酵母 自然な圃場の環境に住み着くハチがぶどうの房に運んでくる野生酵母だけで発酵させる。 人工的に培養された酵母を添加する。
酸化防止剤 無添加(天然の酸化防止成分・硫黄化合物がごく少量発生するため)。 酸化防止剤を添加する。
醸造 純粋な自然のままのぶどうの皮がワインに豊かな味わいをもたらしてくれる。 テイスティングで好ましいとされる味と酸味を得るために、添加物で調整する。