青織部沓向付あおおりべくつむこうづけ

  • 岐阜県・美濃窯
  • 桃山~江戸時代
  • 17世紀
  • 美濃陶
  • H-9.2 D-11
美濃焼(みの)

美濃国(現在の岐阜県)の東部地域(東濃地域)で生産されるやきものの総称。その起源は奈良時代の須恵器窯にまで遡り、室町時代末期に瀬戸の陶工たちが美濃に移住していわゆる美濃物と呼ばれる桃山陶器が焼き始められたとされています。


織部瓢絵四方鉢 志野芒文鉢 黄瀬戸鉦鉢 黄瀬戸輪花向付 織部切落向付 鼠志野向付 志野四方向付 黄瀬戸輪花向付 織部茶入 織部火入 志野傘車輪文平向付

織部(おりべ)

桃山時代の武将で千利休門下の茶人・古田織部(ふるたおりべ)の好みで焼かせたといわれる美濃窯の陶器です。文様や器形に独特のひょうげた意匠と織部釉と呼ばれる濃緑色の釉がその代表的な特徴で、その他黒織部や美濃伊賀など数種のタイプがあります。


織部瓢絵四方鉢 織部切落向付 織部茶入 織部火入