春季特別展
3月3日(日) - 6月9日(日)
古代ガラス-輝く意匠と技法
MIHO MUSEUMには、ガラスが宝石であった時代の貴重な作品が、200点あまり収蔵されています。中でも名宝は「ファラオ頭部」、ツタンカーメン王の祖父アメンホテプ3世の実物大ガラス彫刻で、奇跡的に今日まで伝わりました。また「獅子頭形杯」は、水晶のような無色透明のワインカップで、約2500年間ほぼ完品で伝えられた極めて稀なケースです。(これからの展覧会一覧ページ掲載の作品)
他にも古代地中海のコアガラス香油瓶やビーズの数々、繊細の極致であるモザイクガラス、色とりどりに銀化したローマンガラス、正倉院にも伝わったカットガラス、中国で瑠璃や玻璃と呼ばれた玉類などを展示します。古代世界に広がる驚くべきガラスの美を、どうぞお楽しみ下さい。
基本情報
- 会期
- 2024年3月3日 - 2024年6月9日
- 開館時間
- 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
- 休館日
- 月曜日、4月30日、5月7日 ※4月29日、5月6日は開館
- 入館料
- 大人 1,300円 大・高生 1,000円 中学生以下無料 団体料金(20名以上)各200円割引 ※障害者手帳をお持ちの方は無料(介添1名は200円割引)
この料金で、北館の特別展と南館の世界の古代美術コレクションを含めたすべての展示をご覧いただけます。
- 会場
- 北館
- 音声ガイド
- あり
- 主催
- MIHO MUSEUM、京都新聞
- 後援
- 滋賀県、滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、BBCびわ湖放送、エフエム京都、帝産湖南交通
主な展示
ファラオ頭部 おそらくアメンホテプ3世(部分)
エジプト 前14世紀前半
植物文ペンダントとロゼッタ 文ビーズ
エーゲ海地域 前14-前12世紀
帯鉤
中国 東周時代前 前4-前3世紀
碗
東地中海地域 前2-前1世紀
ゴールドバンド蓋付容器
東地中海地域あるいはイタリア 1-2世紀
マイナス
エジプト 前1-後1世紀
アラバスター文壺
東地中海地域あるいはイタリア 1世紀
カメオ装飾杯
おそらくイラン 9-10世紀
展示場所
春季特別展
古代ガラス-輝く意匠と技法
展示作品
北館
春季特別展
古代ガラス-輝く意匠と技法
I 古代エジプト:ファイアンスと王家のガラス
II メソポタミアからエーゲ海へ:ガラスの故郷、III 東地中海の輝き:アイビーズとコアガラス、IV アケメネス朝ペルシアと周辺の国々:無色透明ガラスの出現
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ビーズとペンダント
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植物文ペンダント、ロゼッタ文ビーズ
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人面飾板
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盾形ビーズ
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両手付小壺
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片手付小壺
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片手付小壺
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両耳付小壺
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両耳付小壺
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両耳付扁壺
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両耳付小瓶
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片手付小壺
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同心円文ビーズ
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同心円文ビーズ
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同心円文ビーズ
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同心円文ビーズ
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人頭形ペンダント
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人頭形ペンダント
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人面装飾ビーズ
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突起装飾同心円文ビーズ
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突起装飾同心円文ビーズ
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突起装飾同心円文ビーズ
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人頭形ペンダント
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嘴形注口水差
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渦巻文ビーズ
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円柱状把手付クラテール形壺
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両手付小壺
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キュリクス形酒杯
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ペンダント付トルク
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獅子頭形杯
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牡鹿形リュトン
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双獅子頭装飾ブレスレット
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ライオングリフィン形リュトン
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首飾り
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首飾り
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ベス神形容器
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角形小瓶
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首飾り
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イヤリング
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両耳付尖底壺
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フィブラ(ブローチ)
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カット装飾皿
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硬貨(アケメネス朝ペルシア)
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ロゼット文浅鉢
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猛禽装飾杯
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猛禽装飾杯
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球形壺